ペウ・シモネは、父方のPehu家と母方のSimonet家により1960年代に生まれた造り手。5ヘクタール以下のいくつかの畑から完成度の高いブドウを造り、あのクリュッグがモンターニュ・ド・ランスで生産されるピノ・ノワールを全てこのペウ・シモネから買っているという隠れたピノ・ノワールの名手です。
そのほかMummにも卸しているなどその実力は現地では有名。年間20000本のみの小さな生産者で、まさに注目を集める生産者になること間違いない造り手です。以前はレコルタン・マニュピュランでしたが、現在は奥様所有の畑からブドウを購入しているため、NMに変更しております。
そして、ペウ・シモネの最大のこだわりはMLFをブロックすること。
MLFを行うと果実の風味が弱まり、熟成した香りを帯びてくる。そのため現当主のDavid Pehu氏もこの伝統的醸造を受け継ぎ、先代から続くこの蔵のスタイルとなっています。
そもそもMLFは2基の酸を持つリンゴ酸が1基の酸を持つ乳酸に変わる減酸発酵であり、きれいな酸が残ります。ただMLFを行わなくとも完熟したブドウ栽培しを収穫することで酸が残りすぎずきれいに仕上がる、とのこと。 |