| 市販されている牛乳は、主に「130℃2秒」などの超高温殺菌処理がされていますが、中洞牧場では「63℃30分」の低温殺菌です。これはパスツール博士の名に由来するパスチャライゼーションという殺菌方法で、酪農の盛んな欧米ではこの方法が常識です。低温殺菌の牛乳は、高温によるたんぱく質変性も焦げ臭もなく、自然な香りとすっきりした後味が特徴です。また、一般の市販品は、高温高圧で脂肪球を微細にして均一にするホモジナイズ加工がされていますが、中洞牧場の「エコロジー牛乳」はそれをしていないノンホモ牛乳。置いておくと上部に脂肪層のクリームが浮きます。 |
牛たちが食べるのは、放牧地に自生してきた野芝、野草、林の中の笹など。冬場草が少なくなる時期は、夏場に刈取っていた干草も与えます。BSEで問題になった輸入飼料などは、一切使用しません。一般の牧場では代用乳を与えられる子牛も、ここでは母牛の乳で育ちます。
今のほとんどの牧場が、牛乳の生産量を重視するあまり、牛を牛舎の中で密外にし、運動させません。また、乳成分をあげるために、配合飼料を与えすぎています。乳脂肪分が高いものがもてはやされている傾向がありますが、これは、本来の牛乳ではありません。 |